「尉」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「尉」の読み方とは? 読み方

この記事では、「尉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「尉」の正しい読み方は「い」、「じょう」

「尉」は音読みだと「い」と読み、訓読みだと「じょう」と読みます。

「尉」という漢字には「軍隊における階級の1つ」「じょう」「律令制度における衛門府、兵衛府の三等官」という意味が含まれています。

「尉」は右手の象形と燃え立つ炎、ひのし(布地のしわを伸ばすための道具)の象形を組み合わせ、「火のし」「火のしをかけてしわをのばす」という意味を含める漢字として成り立ちました。

「尉」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「尉」には「寸」という漢字が含まれているため、「寸」の読みを当てて「すん」と読み間違えてしまうケースが考えられます。

また、「示」という字も含まれているため、「示」の読みを当てて「しめ(す)」「じ」と読み間違えてしまうケースも考えられるでしょう。

「尉」を使った熟語

ここでは「尉」を使った熟語をいくつか紹介していきます。

「尉官(いかん)」

「尉官」「軍人の階級で、大尉、中尉、少尉の総称」「佐官の下、下士官の上、また、自衛隊の一尉、二尉、三尉の総称」を意味する言葉です。

「中尉(ちゅうい)」

「中尉」「陸海軍の尉官の第二位、大尉の下、少尉の上」を意味する言葉です。

まとめ

「尉」は音読みだと「い」と読み、訓読みだと「じょう」と読みます。

字体に「寸」「示」を含んでいるため「すん」「しめ(す)」「じ」と読み間違えてしまうケースが考えられるということでした。

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