この記事では、「判らない」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「判らない」の正しい読み方
「判らない」の正しい読み方は「わからない」です。
「わか・らない」は訓読みです。
訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
「判らない」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「判らない」は「はらない」「ばらない」などと間違って読まれることがあります。
「判らない」について説明
「判らない」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「意味や区別などがはっきりしない」という意味です。
2つ目は、「事実かどうか明らかではない」という意味です。
「判らない」は動詞「判る」の未然形「判ら」に、打消しの意味の助動詞「ない」が付いた語で、「身元が判らない」「字が汚くて判らない」「持ち主が判らない」などと使われます。
同じ読み方をする語に「分(か)る」「解る」があり、常用漢字として一般的には「分(か)る」が使われます。
「解る」「判る」は常用外漢字で、「解る」は「正しい答えが明らかになること」、「判る」は「事実や真相がはっきりする」という意味で使われます。
「判らない」の言葉の由来
「判らない」の「判」という漢字は、「2つに分かれている物」「角のある牛」「刀」の象形で成り立っています。
「牛の様に大きなものを刀で2つにすること」から「わける」「はっきり区別する」という意味で使われる様になりました。
「わかる」の語源は「わける」で、「わからない」は「はっきりしない」「混沌としている」という意味です。
まとめ
今回は「判らない」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。