この記事では、「菜種」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「菜種」の正しい読み方は「なたね」と「なしゅ」どちら
「菜種」の「菜」は、音読みで「サイ」、訓読みで「な」と読みます。
また「種」は、音読みで「シュ」、訓読みで「たね」などと読むことができます。
「菜」と「種」を訓読みにすると、「なたね」になります。
「菜」を訓読み、「種」を音読みで、「なしゅ」と読めますが、この読み方ではないようです。
正しい読み方の結論
「菜種」は「なたね」と読みます。
「菜種」を「なしゅ」や「さいしゅ」などと読まないようにしましょう。
「菜種」の意味
「菜種」とは、アブラナ科アブラナ属の二年生草本の植物である「アブラナ(油菜)」の種子のことを言います。
また、「アブラナ」の別名を表しています。
日本では弥生時代から「アブラナ」が利用されてきたと言われています。
「菜種」の「菜」は、「な」、「なっぱ」、「あおもの」などの意味があります。
また「種」は、「たね」、「種子」などを表しています。
「菜種」の言葉の使い方や使われ方
・『菜種油(なたねゆ・なたねあぶら)は、セイヨウアブラナから採取した植物油のことです』
・『「菜種梅雨(なたねづゆ)」は、菜の花が咲く、春の彼岸頃の「春の長雨」のことを言います』
・『菜種はアブラナの種、菜の花はアブラナの花のことを表しています』
まとめ
「菜種」を原料として作られる「菜種油」は、「サラダ油」や「キャノーラ油」と並んで、家庭料理でよく用いられている食用油です。
それだけ馴染み深いものなので、この言葉を目や耳にすることもあるでしょう。
「菜種」や「菜種油」について知ることで、食生活を見直すきっかけとなるかもしれません。