「主水」の読み方と意味とは?「もんど」と「しゅすい」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「主水」の読み方と意味とは? 読み方

「主水」という言葉はどう読むのが正しい読み方なのでしょうか。

今回は、「主水」の正しい読み方と意味について解説します。

「主水」の正しい読み方は「もんど」と「しゅすい」どちら

「主水」という言葉の読み方としては「もんど」「しゅすい」の2つが考えられます。

「もんど」「しゅすい」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「主水」の正しい読み方は「もんど」です。

「主」には「主人」【しゅじん】「店主」【てんしゅ】など「しゅ」という読み方があり、「水」「水深」【すいしん】「湧水」【ゆうすい】など「すい」と読むことから漢字の読み方を組み合わせた「しゅすい」「主水」の正しい読み方だと考える人がいますが「しゅすい」という読み方はありません。

「主水」の正しい読み方は「もんど」です。

「主水」の意味

「主水」とは、「天皇が使う水を調達する朝廷の役職名及び部署名」です。

正式名称を「主水司」【もりとのつかさ】といい、律令時代の宮内省所属の機関として水の調達と管理に責任を持つ役職の部署を指します。

簡単に言えば朝廷の水担当であり天皇や朝廷で使用される水の調達や管理を担当する重要な役回りです。

本来は「主水」と書いて「もひとり」と読み飲み水を意味する言葉でしたが、飲み水だけではなく飲み水を管理する人や役職のことを指す言葉で使われるようになり定着したのが「主水」です。

本来の意味から離れて人名として名付けられることもあります。

「主水」の言葉の使い方や使われ方

・『主水に任命される』
・『主水の仕事をこなす』
・『中村さんの下の名前は主水だそうだ』

まとめ

「主水」「もんど」と読むのが正しく家の読みをそのまま当てはめた「しゅすい」は間違った読み方です。

知っていないと読めない言葉なので正しい読み方を覚えておきましょう。

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