この記事では、「神酒」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「神酒」の正しい読み方は「みき」と「しんしゅ」どちら
「神酒」には2つの読み方があります。
「みき」は「お酒」を丁寧語にした言葉から変化した読み方です。
「酒」は訓読みで「き」と読みます。
元は「御酒」と書いて「おみき」と読んでいました。
神様に捧げる「御酒」として「御御酒」になり、「おみき」と呼ばれ、漢字も「御神酒」に変化したのです。
「しんしゅ」は「神酒」を音読みにした言葉で、「おみき」が「御神酒」になってから使われる様になりました。
正しい読み方の結論
「神酒」は「みき」「しんしゅ」、どちらの読み方も使われますが、読み方により使い方が違ってきます。
「神酒」の意味
「神酒」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「みき」と読む場合、「日本の神道で、神に備えるお酒のこと」という意味で、儀式や祭事などで神前に供える神聖なお酒のことです。
「しんしゅ」と読む場合、メディアや文章などで、特定の目的ではなく、一般的に神に捧げるお酒の総称として使われます。
どちらも「神に捧げるお酒」という意味ですが、使われる範囲が違ってきます。
「神酒」の言葉の使い方や使われ方
「神酒」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『村でお祭りがあるのでお神酒(みき)を寄付する』
・『神前式で行う三々九度により新郎・新婦がお神酒(みき)を口にする』
・『神酒(しんしゅ)造りは非常に神聖な職業とされている』
まとめ
今回は「神酒」の読み方について紹介しました。
「神酒」は「みき」も「しんしゅ」も正しい読み方で、使われる意味により読み方が変わってきます。
正しく使える様に覚えておきましょう。
