この記事では、「従兄」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「従兄」の正しい読み方は「いとこ」と「じゅうけい」どちら
従兄の漢字を目にして、いとことじゅうけい、という2つの読み方が頭に浮かんでしまう人がいたりするのです。
お陰で、どちらの読み方が正しいかで、迷ってしまう人もいたりします。
所が従兄は、いとことじゅうけい、どちらの読み方も可能な漢字となっているのです。
だからこそ、いとこと読んでも、じゅうけいと読んでも、両方共に正しい読み方と言えます。
正しい読み方の結論
従兄は、いとことじゅうけいという2つの読み方が正解な言葉です。
ただし従の漢字は単体でも、じゅうと読むし、兄の漢字も同じ様に、けいと読めるので、じゅうけいと読む理由は理解し易かったりします。
問題なのは、いとこと読む場合で、従と兄の漢字の読みを見ても、全然ピンの来なかったりするのです。
というのもこれは、日本語の熟字訓と呼ばれる少し特殊な読み方が適用されているからだったりします。
ちなみに熟字訓は2つ以上の漢字を組み合わせて熟字となった場合に、訓読みをあてた読み方をする事を言うのです。
なので従兄は、そんな熟字訓により、いとこと読む事が出来ます。
「従兄」の意味
従兄は、親族の名称に付けてそれよりも親等が遠いという意味を表す従の漢字に、あにや年上の者といった意味を有する兄の漢字を加える事で、完成した言葉です。
以上の事から従兄は、年上の男のいとこ、という意味を示します。
「従兄」の言葉の使い方や使われ方
・『今日の午後から従兄と、祖父のお墓参りに行きます』
・『来週の週末は、従兄の家に泊まりに行くつもりです』
・『子供の頃は、よくこの公園で従兄と遊んでいました』
まとめ
従兄の漢字を目にして、いとことじゅうけい、どちらの読み方が正しいかで迷う人は珍しくありません。
ですが従兄は、いとことじゅうけい、どちらの読み方も可能であり、正しい読み方と言えるのです。
そんな従兄は、自分よりも年上の男のいとこを表現する際に、使用される言葉となっています。