この記事では、「更迭」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「更迭」の正しい読み方は「こうそう」と「こうてつ」どちら
更迭の漢字を見て、こうそうという読み方をしてしまう人がいたりするものです。
確かに更の漢字は、こうという読みがありますが、問題はその後に続く、迭の漢字であり、こちらには、そうという読み方は存在していません。
恐らく、そうと読む事が出来る、送の漢字とぱっと見が似ているため、そちらと勘違いして、更迭をこうそうと読んでしまうものだと考えられます。
なので更迭を、こうそうと読むのは間違いで、こうてつと読むのが正しい読み方です。
正しい読み方の結論
更迭は、こうてつと読むべき漢字となっています。
というのも更の漢字は単独でも、こうと読む事が出来る上に、迭の漢字の方もそのまま、てつと読む事が可能です。
そのため2つの読み方を単純に組み合わせて、更迭は、こうてつと読む事が出来ます。
「更迭」の意味
更迭は、新しいものと入れかわるやふける等の意味がある更の漢字に、抜けて他のものとかわるといった意味を所有する迭の漢字を付け足す事により成立した言葉です。
だからこそ更迭は、ある地位や役目にある人を他の人の交代させる事を表します。
「更迭」の言葉の使い方や使われ方
・『週刊誌のスキャンダルが原因で、大臣が更迭されました』
・『これだけ大きな失態を演じてしまうと、更迭は免れません』
・『部長が更迭された事で、私が新たに部長に就任する事になったのです』
まとめ
更の漢字は、こうという読み方は出来ますが、迭の漢字には、そうという読み方はないです。
以上の事から、更迭をこうそうと読む事は出来ず、こうてつと読むのが正解な言葉となっています。
そんな更迭ですが、ある地位にある人を他の人に代えてしまう事を示す際に、用いられる言葉です。
