この記事では、「凩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「凩」の正しい読み方は「なぎ」と「こがらし」どちら
「凩」は音読みはなく、訓読みで「こがらし」と読みます。
そのため、「凩」は「なぎ」とは読むことができません。
正しい読み方の結論
「凩」は「こがらし」と読みます。
「こがらし」は他にも、「木枯らし」と漢字表記します。
一方、「なぎ」は漢字は「凪」と表記されます。
「凩」の意味
「凩」とは、秋の末から冬の初めにかけて吹く、強い寒風のことを言います。
「凩」は「こがらし」、「晩秋から初冬にかけて吹く強風」の意味があります。
「凩」の言葉の使い方や使われ方
・『凩は風速が毎秒8メートル以上の北寄りの風のことを意味しています』
・『凩とは西高東低の冬型の気圧配置になったことを表す現象です』
・『凩は太平洋側の地域で発生します』
まとめ
他にも、部首が「?」の漢字には「凧」や「夙」などがありますが、それぞれ意味も読み方も異なります。
ちなみに「凧」は、音読みがなく、訓読みでは「たこ」、「いかのぼり」と読み、「たこ」や「空にあげるたこ」などを表しています。
また「夙」は、音読みで「シュク」、訓読みでは「はや(い)」などと読み、「あさ」や「早朝」などの意味があります。
「?」の部首が使われている漢字は、数がそれほど多くないので、関連付けて覚えてしまうのも一つの方法です。
「なぎ」は「凪」と漢字で表しますが、風が止んで波が静かになることや、その状態のことを意味しています。
「凩」と「凪」は似ている感じですが、意味がまったく違います。
「凩」は「こがらし」と読み、「なぎ」は「凪」の漢字で表すことを覚えておくと良いでしょう。