この記事では、「杜父魚」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「杜父魚」の正しい読み方は「かじか」と「とふぎょ」どちら
「杜父魚」には2つの読み方があります。
1つ目は「かじか」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「とふぎょ」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「杜父魚」の正しい読み方は「かじか」「とふぎょ」の2つで、意味は同じです。
「杜父魚」の意味
「杜父魚」とは、「カジカ科の淡水魚、全長約15センチで、暗い灰色で、うろこのないもの」のことです。
清流の河川に生息して、食用としても重用されています。
「かじか」の語源は「河鹿(かわじか)」で、「カジカガエル」と呼ばれるカエルの一種のことです。
「かじか」は夜に鳴くことと、背面のまだら模様と、ハゼの様な体型が「カジカガエル」に似ていることから名づけられました、「杜父魚」は中国語で「かじか」を表し、「とふぎょ」は日本語の読み方に当てはめたものです。
「杜父魚」の言葉の使い方や使われ方
「杜父魚」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『夜になると川から杜父魚(かじか)の鳴き声が聞こえる』
・『田舎で祖父と杜父魚(かじか)釣りに出かける』
・『最近この辺りでは杜父魚(とふぎょ)は見られなくなった』
まとめ
今回は「杜父魚」の読み方について紹介しました。
「杜父魚」の正しい読み方は「かじか」「とふぎょ」の2つで、意味は同じです。
正しく読める様に覚えておきましょう。