「一元」という言葉はどのように読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「一元」の正しい読み方と意味について解説します。
「一元」の正しい読み方は「いちげん」と「いちがん」どちら
「一元」という言葉の読み方は「いちげん」と「いちがん」の2つが考えられます。
「いちげん」と「いちがん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「一元」の正しい読み方は「いちげん」です。
「一」は「一番」【いちばん】「第一」【だいいち】など「いち」と読みます。
「元」は「元帥」【げんすい】「次元」【じげん】など「げん」と読むほか、「元旦」【がんたん】「元本」【がんぽん】など「がん」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「いちげん」と「いちがん」の2つのうち「一元」の正しい読み方は「いちげん」です。
辞書に記載がある「一元」の正しい読み方は「いちげん」のみで「いちがん」など他の読み方は記載されていません。
正しい読み方はひとつしかなく「いちがん」は誤りです。
「一元」の意味
「一元」とは、「物事の基本となる元の部分がひとつであること」を意味する言葉です。
物事の根源が複数ではなくただつひとつしかないさまを表し、どのような物事をたどっていっても最終的に行きあたるのがただ一つの根源であるのが「一元」です。
バラバラの物事をまとめて根源を一つにすることを「一元化」といいます。
「一元」の言葉の使い方や使われ方
・『一元的なものの見方を変える』
・『設備はすべて一元管理されている』
・『年金と保険料の一元化を検討する』
まとめ
「一元」は「いちげん」が正しく「いちがん」は誤った読み方です。
色々な場面で用いられる言葉なので正しい読み方と意味を知っておきましょう。
