自分が有利になるように行動する様を表す言葉には「狡い」があります。
この記事では、「狡い」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「狡い」の正しい読み方は「せまい」と「ずるい」どちら
「狡い」の正しい読み方は「ずるい」であり、「せまい」とは読みません。
「狡」は音読みで「こう」、訓読みは「狡い」で「ずるい」、「こすい」、「わるがしこい」など様々なものが存在します。
「せまい」は間違った読み方であり、正しい漢字は「狭い」と書きます。
正しい読み方の結論
「狡い」の正しい読み方は「ずるい」であり、「せまい」は間違いです。
「狡い」の意味
「狡い」は自分が有利になるように立ち回る様や、自分の都合のいい展開になるように行動する様を表す言葉です。
このような行動を取るには頭や要領の良さが必要であり、これを自分勝手な欲望やわがままに使う場合にも「狡い」は使われます。
「狡い」行動ちょっとしたいたずら程度の場合から、時に人を騙すような悪質なものまで幅広く存在します。
「狡」という漢字を使った言葉としては「狡猾(こうかつ)」が有名であり、こちらも悪賢い様を表す言葉として有名です。
「狡い」は比較的難読な漢字であり、口語ではカタカナを使った「ズルい」もよく使われます。
「狡い」の言葉の使い方や使われ方
・『サッカー選手としてあるまじき狡いテクニックが公表され、その選手の人気は落ちました』
・『恋人になった彼女の仕草は狡いぐらい可愛いと思いました』
・『ビジネスシーンのやり取りは狡い方法が多いので、事前に書類や契約項目をしっかりと調べる必要があります』
まとめ
「狡い」とは自分が有利になるように行動する際や、人を欺いて都合のいい展開にする時に使う言葉です。