「雄弁」はどのような読み方で読むのが正しい言葉なのでしょうか。
今回は、「雄弁」の正しい読み方と意味について解説します。
「雄弁」の正しい読み方は「おうべん」と「ゆうべん」どちら
「雄弁」という言葉の読み方として考えられるのが「おうべん」と「ゆうべん」の2つです。
「おうべん」と「ゆうべん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「雄弁」の正しい読み方は「ゆうべん」です。
「雄」は「雄大」【ゆうだい】「英雄」【えいゆう】など「ゆう」と読みます。
「弁」は「弁護」【べんご】「答弁」【とうべん】など「べん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「ゆうべん」が「雄弁」の正しい読み方です。
「雄」には「ゆう」のほかに「お」「おす」などと読みますが「おう」という読み方はありません。
「雄弁」を「おうべん」とは読まず「ゆうべん」が唯一の正しい読み方です。
「雄弁」の意味
「雄弁」とは、「堂々としていて頼もしい話し方で話すこと」を意味する言葉です。
優れた弁舌を表す言葉で、聞く人に力強さを感じさせる活力にあふれた話し方を指します。
論理の巧みさや声音の見事さといった細かい部分ではなく、弁舌全体から感じられる自信やエネルギーを示している言葉です。
一般的には話のうまさや流暢さという意味でも使われていて、話す能力を高く評価する意味で使います。
「雄弁」の言葉の使い方や使われ方
・『政治家の雄弁な演説に聴衆は皆魅了された』
・『雄弁であることは政治家にとって必要な能力である』
・『沈黙は金、雄弁は銀』
まとめ
「雄弁」は「おうべん」ではなく「ゆうべん」と読みます。
読み間違いやすい言葉なので正しい読み方を知っておきましょう。