この記事では、「乾酪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「乾酪」の正しい読み方は「チーズ」と「かんらく」どちら
「乾酪」の「乾」は、音読みで「カン」、訓読みで「かわ(く)」などと読みます。
また「酪」は、音読みで「ラク」、訓読みで「ちちしる」と読むことができます。
「乾」と「酪」を音読みで読むと、「かんらく」になります。
「チーズ」は外来語なので、音読み、訓読みでは読むことはできません。
正しい読み方の結論
「乾酪」は「チーズ」と「かんらく」のどちらでも読むことができます。
「チーズ」は「乾燥した酪」の意味で、この漢字が用いられています。
「乾酪」の意味
「乾酪」とは、牛などの乳のタンパク質に酵素を加えて分離や凝固した後で発酵させたものや、それを加工した食品を言います。
「乾酪」の「乾」は、「かわく」、「水分がなくなる」などの意味があります。
また「酪」は、「乳しる」、「牛乳、羊乳などから作った食品」などを表しています。
そのため、「乾酪」の語は漢字から見ると、「乾いた乳しる」の意味合いになります。
「乾酪」の言葉の使い方や使われ方
・『北海道旅行先で食べた乾酪の味が、今でも忘れられない』
・『私は毎朝、パンと乾酪を食べています』
・『牛以外の乳でできた乾酪を食べてみたいです』
まとめ
「かんらく」と発音しても、これだけだと何を意味しているのかよく分かりません。
しかし、「乾酪」の漢字の意味を見れば、何のことを指しているのか分かりやすくなります。
読みだけの場合は「チーズ」と言った方が分かりやすいでしょう。
「乾酪」を「チーズ」と読むように、日本語は外来語をそのまま漢字に当てはめて読んでいるものがあります。
この場合はそのまま覚えてしまった方が良いでしょう。