この記事では、「寓話」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「寓話」の正しい読み方は「ぐうわ」と「まんわ」どちら
「寓」という漢字は訓読みでは「寓(よ)せる」や「寓(やど)る」、「寓(かこつ)ける」、「かりずまい」と読み、音読みでは「ぐう」や「ぐ」と読みます。
「話」という漢字は訓読みでは「はなし」や「話(はな)す」と読み、音読みでは「わ」と読みます。
「寓」に「まん」と読む用法はないので、「寓話」は「ぐうわ」と読むのが正解です。
正しい読み方の結論
「寓話」の正しい読み方は「ぐうわ」になります。
「寓話」の意味
「寓話」とは、「擬人化した動物などを主人公に据えた、教訓や風刺の内容を含んだ短い物語」のことです。
具体例を挙げると、「イソップ物語」の「アリとキリギリス」や「ウサギとカメ」、「金の斧」などがこの「寓話」に当たります。
これらの話には一貫して「怠け者は後で苦労する(アリとキリギリス)」や「油断大敵(ウサギとカメ)」、「嘘をつくとバチが当たる(金の斧)」などの教訓的内容や風刺が折り込まれているのが特徴です。
「寓話」の歴史は非常に古く、古代オリエントの「寓話」が最古のものとされています。
そして、古代ギリシャの時代に「イソップ物語」でお馴染みの「イソップ寓話」が誕生しました。
「寓話」の言葉の使い方や使われ方
・『子供の頃、学校の図書館でイソップ寓話の絵本を借りて読み漁ったものだ』
・『子供を寝かしつけるときは寓話を聞かせるようにしている』
・『寓話の中には、現代の価値観に合わせて内容や結末に改変が加えられているケースもある』
まとめ
・「寓話」の正しい読み方は「ぐうわ」になります。
・「寓話」とは、「イソップ物語」の「アリとキリギリス」などのように「擬人化した動物などを主人公に据えた、教訓や風刺の内容を含んだ短い物語」のことです。