「読経」という言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「読経」の正しい読み方と意味について解説します。
「読経」の正しい読み方は「どっきょう」と「どきょう」どちら
「読経」という言葉の読み方として「どっきょう」と「どきょう」の2つが考えられます。
「どっきょう」と「どきょう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「読経」の正しい読み方は「どっきょう」と「どきょう」の両方と「どくきょう」をあわせた3つです。
「読」には「読破」【どくは】「難読」【なんどく】など「どく」と読みます。
「経」は「経典」【経典】「経文」【きょうもん】など「きょう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「どくきょう」が「読経」の本来の正しい読み方です。
元々は「どくきょう」という読み方でしたが「く」と「き」の音が続くと発音しにくいことから読み方が変化したものが「どっきょう」と「どきょう」です。
正しい読み方から発音の変化により派生したものですが、現在では正しい読み方として辞書にも掲載されています。
「読経」の意味
「読経」とは、「お経を読むこと」を意味する言葉です。
仏の教えや考え方をまとめたものを経典もしくはお経といい、亡くなった人を供養するために僧侶がお経を読み上げる行為を「読経」といいます。
言葉の通り書かれている経典を見ながら読み上げる行為が「読経」です。
「読経」の言葉の使い方や使われ方
・『静寂の中で読経の声だけが響き渡る』
・『僧侶の読経と並行して焼香が始まった』
・『いつもより丁寧に読経する』
まとめ
「読経」は「どくきょう」が本来の正しい読み方で「どっきょう」と「どきょう」は発音の変化により発生したものですが、現在では正しい読み方として認められています。
読み方による意味の違いはありません。