この記事では、「性悪説」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「性悪説」の正しい読み方は「せいあくせつ」と「せいわるせつ」どちら
「性悪説」は「せいあくせつ」と読みます。
「性悪(せいあく)」と「説(せつ)」が組み合わさった言葉で、「せいあく」「せつ」共に音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「性悪」だけだと「せいあく」「しょうわる」どちらの読み方もありますが、「性悪説」と表記する場合「せいわるせつ」とは読みません。
正しい読み方の結論
「性悪説」の正しい読み方は「せいあくせつ」です。
「せいわるせつ」とは読みません。
「性悪説」の意味
「性悪説」の意味は、「人間の本性は悪であり、たゆみなく努力や修業することで善に達するという説」のことです。
紀元前3世紀ごろ、中国の思想家「荀子(じゅんし)」が唱えたもので、「人の性は悪なり、その善なるものは偽なり」からの引用です。
「悪」と犯罪のことではなく、「心の弱さ」を表しています。
先に唱えら得た「孟子(もうし)」による「性善説」への逆説として唱えられたものです。
「努力することで、徳や善は得られる」という意味で使われています。
「性悪説」の言葉の使い方や使われ方
「性悪説」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『性悪説が本当なら彼が改心する可能性もある』
・『失敗して性悪説を言い訳にするのは見当違いだ』
まとめ
今回は「性悪説」の読み方について紹介しました。
「性悪説」の正しい読み方は「せいあくせつ」で、「せいわるせつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。