分厚いステーキから滴る姿を見ると食欲をそそられる「肉汁」ですが、この言葉は何と読むのが正しい読み方なのでしょうか。
今回は、「肉汁」の正しい読み方と意味について解説します。
「肉汁」の正しい読み方は「にくじる」と「にくじゅう」どちら
「肉汁」という言葉の読み方としては「にくじる」と「にくじゅう」の2つが候補になります。
「にくじる」と「にくじゅう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「肉汁」は「にくじる」と「にくじゅう」のどちらも正しい読み方です。
「肉」は「肉質」【にくしつ】「焼肉」【やきにく】など「にく」と読みます。
「汁」は「煮汁」【にじる】「粕汁」【かすじる】など「じる」と読むほか、「果汁」【かじゅう】「墨汁」【ぼくじゅう】など「じゅう」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「にくじる」と「にくじゅう」の2つとも「肉汁」の正しい読み方です。
本来の正しい読み方は「にくじゅう」でしたが若者を中心に「にくじる」という読み方が使われるようになって定着し、現在ではどちらの読み方の辞書に記載されています。
「肉汁」の意味
「肉汁」とは、「肉に含まれいる液体」を指す言葉です。
焼いた時に肉の内部から染み出してくる液体のことで肉の旨味や風味が凝縮されています。
元々は肉を煮て作る肉のだし汁を指す言葉でしたが、現在は肉に含まれている液汁を表す意味で広く使われています。
「肉汁」の言葉の使い方や使われ方
・『断面から肉汁が溢れ出す』
・『肉汁を逃さないよう丁寧に焼き上げる』
・『肉汁に旨味が凝縮されている』
まとめ
「肉汁」は「にくじる」と「にくじゅう」のどちらも正しい読み方として認められています。
一番の味わいが凝縮されている部分なので逃さないよう丁寧に調理しましょう。