この記事では、「敷衍」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「敷衍」の正しい読み方は「ふえん」と「しきこう」どちら
「敷衍」の読み方として予測できるものに、「ふえん」と「しきこう」があります。
「ふえん」と「しきこう」の二つの読み方のうち、「敷衍」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「敷衍」の正しい読み方の結論は、「ふえん」が正しい読み方になります。
「敷衍」の言葉で使われている漢字の「敷」の音読みは「フ」、訓読みは「しく」です。
「衍」は「敷衍」以外ではあまり見かけない漢字ですが、音読みは「エン」、訓読みは「ひろがる・あふれる・はびこる」と読みます。
それらの読み方から「敷衍」の正しい読み方は「ふえん」で、「しきこう」と読むのは誤読なのです。
「敷衍」の意味
「敷衍」の意味は、シンプルに「押し広げること」を意味しています。
その意味から転じて、「敷衍」には「意味や連想、テーマなどを押し広げて詳しく説明すること」といった意味合いもあります。
一般に「敷衍」の言葉が使われるケースでは、「ある一つの話題・テーマをさらに押し広げるかたちで話・説明を深める」といった意味で使われることが多くなっています。
「敷衍」の言葉の使い方や使われ方
「敷衍」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『客観的な根拠も示せないのに、あなたの想像だけで話を敷衍するのはやめてください』
・『英会話のスキルを、フランス語やドイツ語にまで敷衍しようとしても言語体系・文法が違うので限界があります』
・『その人文科学の教授は分野横断的な知識を持っていたため、いつも自然科学や社会科学の領域にまで講義内容を面白く敷衍していました』
まとめ
この記事では、「敷衍」の正しい読み方「ふえん」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?「敷衍」の読み方・意味・使い方をリサーチしたいときは、この記事の解説を参考にしてみてください。
