「手羽中」は鶏肉の部位のひとつでさまざまな料理に用いられますが、具体的に鶏のどの部分の肉のことで正しい読み方は何になるのでしょうか。
今回は、「手羽中」の正しい読み方と意味について解説します。
「手羽中」の正しい読み方は「てばなか」と「てばちゅう」どちら
「手羽中」という言葉の読み方として「てばなか」と「てばちゅう」が思い当たります。
「てばなか」と「てばちゅう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「手羽中」の正しい読み方は「てばなか」です。
「手羽」は一つの熟語で読み方は「手羽」【てば】です。
「中」は「中身」【なかみ】「夜中」【よなか】など「なか」と読むほか、「中央」【ちゅうおう】「集中」【しゅうちゅう】など「ちゅう」とも読みます。
それぞれのの読み方を合わせると「てばなか」と「てばちゅう」になりますが、「手羽中」の正しい読み方は「てばなか」で「てばちゅう」とは読みません。
「手羽中」の意味
「手羽中」とは、「鳥の手羽肉のうち中頃の部分」を指す言葉です。
鶏の肩から先の部分に当たる肉のことを「手羽」といいます。
手羽はさらに場所によって3つの部位に分けられます。
翼の付け根部分が「手羽元」、先端部分が「手羽先」、付け根と先端部分を除いた中頃の部分が「手羽中」です。
人間の腕で言うと肘から手首にまでに当たる部位で、よく動いているので脂肪が少なく引き締まっていて味わい深い肉です。
「手羽中」の言葉の使い方や使われ方
・『手羽中の唐揚げを作る』
・『手羽中の肉は旨味が多い』
・『手羽中は骨があって食べにくいが味わいは抜群だ』
まとめ
「手羽中」は「てばなか」が正しい読み方で「てばちゅう」は間違いです。
鶏肉は部位ごとに個性が異なり美味しい食べ方も変わるので肉の個性に合わせた調理法で味わいましょう。