この記事では、「詰る」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「詰る」の正しい読み方は「なじる」と「つめる」どちら
「詰」という漢字は訓読みでは「詰(つ)める」や「詰(なじ)る」と読み、音読みでは「きつ」と読みます。
したがって、「詰る」は「なじる」と読むのが正解です。
同じく「詰」の訓読みでも「詰(つ)める」の場合は送り仮名が違うので混同しないように注意しましょう。
正しい読み方の結論
「詰る」の正しい読み方は「なじる」になります。
「詰る」の意味
「詰る」とは、「相手を問い詰めて責めること」や「詰問すること」を意味する言葉です。
「詰る」の類義語としては、「責める」や「咎(とが)める」、「追及する」や「糾問(きゅうもん)する」、
「難詰(なんきつ)」や「面詰(めんきつ)」などがあります。
「詰」は「詰める」や「詰む」という意味のほか、「曲がる」や「かがむ」、「責める」や「問い詰める」という意味が含まれる漢字です。
成り立ちを辿っていくと、「取ってのある刃物」と「口」を表す象形の「言偏」と「斧などの刃物」と「口」を表す象形の「吉」が組み合わさってできた「形声文字」になります。
もともとは「引き締める」という意味を指していましたが、転じて「問い詰める」という意味を指すようになりました。
「詰る」の言葉の使い方や使われ方
・『部下のミスを詰るのも度を越すとパワハラになってしまう』
・『恋人の浮気に対して、声を張り上げて詰った』
・『イタズラを詰られた子供が顔をくしゃくしゃにして泣いていた』
まとめ
・「詰る」の正しい読み方は「なじる」になります。
・「詰る」とは、「相手を問い詰めて責めること」や「詰問すること」を意味する言葉です。