この記事では、「外套」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「外套」の正しい読み方は「がいとう」と「がいとん」どちら
「外套」は「がいとう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「外」の音読みは「がい・げ・うい」、訓読みは「そと・ほか・はず(す)・はず(れる)・と」、「套」の音読みは「とう」、訓読みは「かさ(ねる)・おお(い)」で、「がいとん」という読み方はありません。
因みに訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「外套」の正しい読み方は「がいとう」です。
「がいとん」とは読みません。
「外套」の意味
「外套」の意味は、「防寒の為に、衣服の上に重ねて着るゆったりとした服」のことです。
寒い時期に、普段着ている服の上から更に着る厚手の上掛けのことです。
「外」は「そとがわ」という意味、「套」という漢字は「大」と「長」で構成されている会意文字で、「大」は「両手・両足を伸ばした人」の象形、「長」は「長髪の人」の象形から、「大きくて長い」という意味になります。
「外套」で、「外に着る大きくて長い衣服」になります。
英語では「オーバー」「コート」などと呼ばれています。
「外套」の言葉の使い方や使われ方
「外套」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『黒い外套を着た背の高い紳士に道を尋ねられる』
・『外套を羽織ると男性は皆かっこよく見える』
・『コンサートが終わったのでフロントで外套を受け取る』
まとめ
今回は「外套」の読み方について紹介しました。
「外套」の正しい読み方は「がいとう」で、「がいとん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。