「天賦」の読み方と意味とは?「てんぷ」と「てんぶ」のどちら?正しい読み方について詳しく解釈

「天賦」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「天賦」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「天賦」の正しい読み方は「てんぷ」と「てんぶ」どちら

天賦の漢字を目にした人の中には、てんぶと読んでしまう人がいるものです。

確かに天の漢字には、てんという読み方がありますが、後ろの賦の漢字には、ぶという読みはありません。

そのため天賦は、てんぶと読まず、てんぷと読むのが正しい読み方となっています。

正しい読み方の結論

天賦は、てんぷと読むべき言葉です。

とはいえ最初の天の漢字はそのまま、てんと読めますが、後に続く賦の漢字は、ふという読みはあるものの、単体で、ぷと読む事は出来ません。

お陰でどうして、てんぷと読むのか分からないという人も少なくないです。

もっともこれは日本語の、半濁音化呼ばれる現象によるものだったりします。

2つの語が結び付いて1つの語になる際、発音し易くするために後ろの語の語頭であるハ行音が、パ行音に変化する事があるのです。

以上の事から天賦は、半濁音化により、てんふではなく、てんぷと読む事になります。

「天賦」の意味

天賦は、生まれ付きや大空等の意味を持っている天の漢字に、授けて与えるや割り当て等の意味を有している賦の漢字を、付け足す事で成立した言葉です。

だからこそ天賦は、天から与えられた資質や才能といった意味を表すのです。

「天賦」の言葉の使い方や使われ方

・『彼はピアノに関しては、天賦の才があります』
・『私には天賦の才と言える程の才能はなかったので、努力でカバーして来ました』
・『やれる事は全てやったので、後は運否天賦に賭けるのみです』

まとめ

天の漢字は、てんと読む事が出来ますが、賦の漢字は、ぶとは読みません。

なので天賦を、てんぶと読むのは誤りで、てんぷと読むのが正解な言葉です。

更にそんな天賦は、天から賦与されたものや生まれ付きの資質といった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。

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