この記事では、「後見人」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「後見人」の正しい読み方は「こうけんにん」と「あとみにん」どちら
後見人の漢字表記を見た人の中には、あとみにんという読み方をしてしまう人がいるものです。
確かに後の漢字には、あとという読みがあるし、見の漢字にも、みという読みがあり、人の漢字も、にんと読む事が出来ます。
そのためそれら3つの漢字の読みを合体させる事で、後見人の漢字を、あとみにんと読んでしまう事自体は理解可能です。
所が後見人を、あとみにんと読むのは誤りで、こうけんにんと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
後見人は、こうけんにんと読むべき言葉です。
というのも後見の漢字はそのまま、こうけんと読む事が出来る上に、人の漢字は単体で、にんという読みが存在します。
以上の事から後見の、こうけん読みと、人の漢字の、にん読みを組み合わせる事によって、後見人は、こうけんにんと読む事が可能です。
「後見人」の意味
後見人には、うしろだてとなって補佐する事といった意味を持っている後見の漢字に、にんげんやじんるい等の意味を有する人の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ後見人は、未成年者や成年被後見人の財産管理とか身上監護といった事を行う人を表すのです。
「後見人」の言葉の使い方や使われ方
・『病床の父は私の後見人として、叔父を指名しました』
・『彼は交通事故で両親を亡くした甥っ子の、後見人になったそうです』
・『彼女は後見人に不適格だと思います』
まとめ
後の漢字には、あとという読みがあり、見の漢字にも、みという読みがあって、人の漢字は、にんと読む事が出来ます。
ですがそれら3つの漢字の読みを合わせて、後見人を、あとみにんと読むのは誤りです。
後見人は、あとみにんではなく、こうけんにんと読むのが正解な言葉となっています。
更に後見人は、親権者が存在しない未成年者や成年被後見人の財産管理等を行う人を示す言葉として、用いられているのです。