物事の区別をしたり善悪を判断する時に使う言葉には「弁える」があります。
この記事では、「弁える」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「弁える」の正しい読み方は「わきまえる」と「べんえる」どちら
「弁える」の正しい読み方は「わきまえる」であり、「べんえる」とは読みません。
「弁」は音読みで「べん」、訓読みは「弁える」で「わきまえる」や「弁ける」で「わける」と読みます。
「弁」の旧字体は「辨」と書きます。
正しい読み方の結論
「弁える」の正しい読み方は「わきまえる」であり、「べんえる」は間違いです。
「弁える」の意味
「弁える」は物事の区別をしたり善悪を判断する時に使う言葉です。
またこれ以外にも人や物事に対する道理を知っていたり心得ている場合にも使います。
「弁える」はよく「身の程を弁える」や「分を弁える」という使い方をすることが有名であり、こちらは自分の能力をしっかり理解して判断する時に使います。
物事の判断は主に客観的な根拠に基づいていますが、人や物事の道理に関しては主観的な判断や道徳に基づくものが多いのが特徴です。
「弁える」の言葉の使い方や使われ方
・『身の程を弁えるように言われたが、それは横暴だと思い抗議を続けました』
・『年を取ってから分を弁えることを知ったので、マイペースで仕事をやっています』
・『王子は立場を弁えるように諭されたが、彼はそれを聞かずに勉強をサボッてしまった』
まとめ
「弁える」とは物事の区別は善悪を判断する時に使う言葉です。
「弁える」は客観的な自分の能力や限界から主観的な善悪の判断や道徳など様々なものに対して使うことが可能であり、これによって理性的な行動することが可能になります。