この記事では、「遊説」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「遊説」の正しい読み方は「ゆうぜい」と「ゆうせつ」どちら
「遊説」は「ゆうぜい」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「遊」の音読みは「ゆう・ゆ」、訓読みは「あそ(ぶ)・すさ(び)・すさ(ぶ)」、「説」の音読みは「せつ・ぜい・えつ」、訓読みは「と(く)・よろこ(ぶ)」ですが、「遊説」と表記する場合、「ゆうせつ」とは読みません。
因みに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「遊説」の正しい読み方は「ゆうぜい」です。
「ゆうせつ」とは読みません。
「遊説」の意味
「遊説」の意味は、「ある思想を持つ者が、意見や主張を説いて歩くこと」「政治家が各地を演説して回ること」です。
「遊」は「楽しんで過ごす」という意味ではなく、「よその土地に出かける」という意味です。
「遊説」の由来は、古代中国で、君主から領地を分け与えられ、人民を支配していた領主たちを訪ねて、考えを説いて歩き回ることを表す言葉でした。
ここから転じて「政治家が演説して回る」という意味で使われる様になったのです。
「遊説」の言葉の使い方や使われ方
「遊説」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『選挙が近いので大物政治家が遊説して回る』
・『本当にやる気のある政治家は普段から各地を遊説して回っている』
・『政府要人の遊説先はギリギリまで秘密にされている』
まとめ
今回は「遊説」の読み方について紹介しました。
「遊説」の正しい読み方は「ゆうぜい」で、「ゆうせつ」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。