「善知鳥」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「善知鳥」の読み方とは? 読み方

生き物に関連する「善知鳥」の読み方をご存じでしょうか。

この記事では、「善知鳥」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「善知鳥」の正しい読み方は「うとう」または「ぜんちちょう」

「善知鳥」「うとう」もしくは「ぜんちちょう」と読むのが正しい言葉です。

前者は二字以上の漢字を組み合わせた熟字に訓読みをあてた「熟字訓」を使った読み方で、後者は「善」「知」「鳥」の音読みをあてた読み方になります。

「善知鳥」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「善知鳥」の間違いやすい読み方は「ぜんちとり」といえるかもしれません。

「鳥」「とり」とも読むことから上記のように読んでしまう可能性がありますが、誤用になります。

また、「善」「よ(い)」「知」「し(る)」とも読みますが、「善知鳥」「よしちょう」等とは読まないので注意しましょう。

「善知鳥」について説明

「善知鳥」「ウミスズメ科に属する海鳥の一種」を意味します。

体長は40cm弱、背中と胸、のどは黒色で、クチバシはだいだい色、腹部は白色なのが特徴的です。

また、繁殖期に入るとクチバシの上部に突起が発生します。

「善知鳥」は集団をつくり、地面に穴を掘ってその奥に巣を構えますが、秋と冬のシーズンは海上で生活する習性があります。

「善知鳥」は太平洋の北エリアに分布し、日本では北海道や東北の小島等に生息しています。

中でも北海道の日本海側に位置する「天売島」は世界でも屈指の「善知鳥」の繁殖地として知られ、その数は最大100万羽にものぼるといわれています。

まとめ

「善知鳥」の正しい読み方は「うとう」または「ぜんちちょう」です。

「うとう」は熟字訓読み、「ぜんちちょう」は音読みをあてた読み方になります。

「善知鳥」が海鳥の一種であることや、その特徴などについても覚えておきましょう。

ぜひ参考にして、生物を表す漢字の読み方を学んでいきましょう。

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