この記事では、「一応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「一応」の正しい読み方は「いちおう」と「いちのう」どちら
「一応」は「いちおう」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「一」の音読みは「いち・いつ」、訓読みは「ひと・ひと(つ)・はじ(め)」、「応」の音読みは「おう」、訓読みは「まさ(に)~べし」です。
「一応」と表記する場合「いちのう」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「一応」の正しい読み方は「いちおう」です。
「いちのう」とは読みません。
「一応」の意味
「一応」の意味は「一回」「一度行くこと」「十分ではないが、ひととおり」「ほぼその通りと思うが、念のため」です。
名詞・副詞として幅広く使われます。
「一」は「ひとつ」「一番目」「ものごとの最初」「ひとたび」という意味、「応」は「問いや呼びかけにこたえる」「ふさわしい」「つりあう」という意味、「一応」で、「ひととおりふさわしいと思われる」になります。
尚、最近の若者言葉の傾向で「一応〇〇大学卒です」などと使うことがありますが、誤用になります。
「一応」の言葉の使い方や使われ方
「一応」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『万が一の時の為に一応準備しておく』
・『一応全部終わったが、心配なので後で見なおす』
・『もう聞いたかも知れないけれども一応伝えておく』
まとめ
今回は「一応」の読み方について紹介しました。
「一応」の正しい読み方は「いちおう」で、「いちのう」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。