この記事では、「下僕」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「下僕」の正しい読み方は「しもべ」と「げぼく」どちら
「下僕」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語を構成する二つの漢字の個別の読みについて、確認します。
「下」の漢字の音読みは「カ・ゲ」で、訓読みは「した・しも・さ(げる)・くだ(る)」です。
また、「僕」の漢字の音読みは「ボク」で、訓読みは「しもべ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば「げぼく」と読めますが、「僕」一文字で「しもべ」と読めますが、「下僕」の熟語では読めそうに思えません。
さて、「下僕」の正しい読み方は「しもべ」と「げぼく」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
「下僕」の正しい読み方は「げぼく」で、「しもべ」と読むのは間違いです。
「しもべ」と間違えて読まれることがあるのは、意味が「しもべ」のことであり、また先にも記した通り、「僕」一文字で「しもべ」と読めることから、混同されたのだろうと思われます。
「下僕」の意味
「下僕」とは、「召し使いの男性のこと、しもべのこと」を意味する言葉です。
「下僕」の言葉の使い方や使われ方
・『下僕と言う言葉に、差別の臭いを感じる人も少なくないでしょう』
・『現在でも、大金持ちの家には下僕を何人も抱えている場合があるようです』
・『A君はB君をまるで下僕のように扱っており、これは明らかにいじめと言えます』
まとめ
「下僕」の正しい読み方は「げぼく」で、「しもべ」と読むのは間違いです。
ちなみに、「僕」一文字で「しもべ」と読むことが出来ます。
また、この「下僕」とは、「召し使いの男性のこと、しもべのこと」を意味する言葉です。