小さな子供のことを「乳児」といいます。
具体的には何歳ぐらいの子供のことで、どう読むのが正しい言葉のでしょうか。
今回は、「乳児」の正しい読み方と意味について解説します。
「乳児」の正しい読み方は「にゅうじ」と「ちちじ」どちら
「乳児」という言葉の読み方を漢字の読みを当てはめて考えると「にゅうじ」と「ちちじ」の2つが浮かびます。
「にゅうじ」と「ちちじ」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「乳児」の正しい読み方は「にゅうじ」です。
「乳」には「乳牛」【にゅうぎゅう】「練乳」【れんにゅう】など「にゅう」という読み方と、「乳搾り」【ちちしぼり】「乳繰る」【ちちくる】など「ちち」という読み方があります。
「児」は「児童」【じどう】「男児」【だんじ】など「じ」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「にゅうじ」と「ちちじ」のうち「乳児」の正しい読み方は「にゅうじ」です。
「乳児」の意味
「乳児」とは、「1歳未満の子供」を指す言葉です。
日本の法律では満1歳から就学するまでの子どもを「幼児」としているのでそれよりも前、生まれてから幼児になるまでの子どもが「乳児」と呼ばれます。
誕生から生後4週間までを「新生児」といいますが「乳児」には新生児も含まれます。
体の大きさや発育の程度とは関係なく1歳未満の子供はすべて「乳児」です。
「乳児」の言葉の使い方や使われ方
・『乳児の面倒を見るのは大変だ』
・『乳児は体が弱いので衛生管理には配慮が必要である』
・『乳児に蜂蜜を与えてはいけない』
まとめ
「乳児」は「にゅうじ」が正しい読み方で「ちちじ」と読むのは誤った読み方です。
日常会話でも登場する一般的な言葉なので言葉の定義と読み方を知っておきましょう。