この記事では、「供応」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「供応」の正しい読み方は「きょうおう」と「ともおう」どちら
「供応」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「供」の漢字の音読みは「キョウ・ク」で、訓読みは「そな(える)・とも」です。
また、「応」の漢字の音読みは「オウ」で、訓読みは「こた(える)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きょうおう」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる湯桶読みすれば、「ともおう」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「供応」の正しい読み方は「きょうおう」と「ともおう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「供応」の正しい読み方は「きょうおう」で、「ともおう」と読むのは間違いです。
この熟語では、少し特殊な湯桶読みではなく、最も一般的な音読みを重ねた読み方が正しいと言うことになります。
ちなみに、「供」を「とも」と読む熟語としては、「子供」や「供侍」等しか見受けられません。
「供応」の意味
「供応」とは「 酒や食事などを提供してもてなすことや、相手の言動に逆うことなく迎合すること」を意味する言葉です。
「供応」の言葉の使い方や使われ方
・『当社は民間企業ですが、取引先からいかなる供応を受けることも禁止されています』
・『公務員が供応を受ければ、罪に問われることがあります』
まとめ
「供応」の正しい読み方は「きょうおう」で、「ともおう」と読むのは間違いです。
また、この「供応」とは「 酒や食事などを提供してもてなすことや、相手の言動に逆うことなく迎合すること」を意味する言葉です。