「元払い」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「元払い」の読み方とは? 読み方

この記事では、「元払い」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「元払い」の正しい読み方

「元払い」の正しい読み方は「もとばらい」です。

「もと・ばらい」は訓読みになります。

訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

「払い」は訓読みで「はらい」ですが、「ばらい」と読むのは連濁(れんだく)です。

連濁とは、2つ以上の語が組み合わさる時に、読み易くする為に後に付く語を清音から濁音に変化させる文法です。

「元払い」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「元払い」「がんばらい」「げんばらい」などと間違って読まれることがあります。

「元払い」について説明

「元払い」とは、「配送にいて、発送する側が、あらかじめ料金を支払って業者に依頼すること」という意味です。

送り主が、荷受人の手元に届くまでの料金を先に負担して発送しますので、荷受人はそのまま品物を受け取るだけで済みます。

対義語は「着払い(ちゃくばらい)」で、「荷受人が、品物を受け取る際に料金を支払うこと」という意味です。

なお、「元払い」「着払い」も、「商品代金+送料」の場合と、「送料のみ」の場合があり、「送料のみ」の場合、荷受人が別途品物の代金を支払う必要があります。

「元払い」の言葉の由来

「元払い」は漢字の意味から成り立つ語です。

「元」「ものごとのもと」「根本」「はじめ」という意味、「払い」は動詞「払う」の連用形が名詞化した語で「金額を納入する」という意味、「元払い」「はじめに金額を納入すること」になります。

まとめ

今回は「元払い」の読み方について紹介しました。

間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。

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