「千里」は何と読むのでしょうか。
この記事では、「千里」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「千里」の正しい読み方は「せんり」「ちさと」
「千里」の正しい読み方は「せんり」「ちさと」です。
「千」には「千客万来」【せんきゃくばんらい】のように「せん」という読み方のほか「千代田区」【ちよだく】「千鳥」【ちどり】など「ち」という読み方があります。
「里」は「万里の長城」【ばんりのちょうじょう】のように「り」と読むほか「里山」【さとやま】「里芋」【さといも】など「さと」とも読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「せんり」「ちさと」が「千里」の正しい読み方です。
「千里」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「千里」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ちざと」「ちくろ」です。
「里」は「人里」【ひとざと】「隠れ里」【かくれざと】など「ざと」とも読みますが「千里」には使いません。
「ちくろ」は「千里」の「里」を「黒」【くろ】と間違えることで起きる読み間違いです。
「千里」について説明
「千里」を「せんり」と呼ぶ場合の意味は「一里の千倍の距離」もしくは「大阪にある地名」です。
日本で昔使われていた距離の単位「里」における一里の千倍を表します。
一里はおよそ4kmなので千里はおよそ4000kmです。
とても長い距離を表す比喩的な意味でも使われています。
地名は大阪府の豊中市から吹田市にかけての地域にあり「千里中央駅」「千里ニュータウン」などがあります。
「ちさと」は日本の女性の名前として使われる時の読み方です。
有名人では「森高千里」【もりたかちさと】「福島千里」【ふくしまちさと】などがいます。
「千里」の言葉の由来
「一里の千倍」「たくさんの里」に由来します。
まとめ
「千里」は意味によって読み方が変わるのであわせて覚えておきましょう。