「卉」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「卉」の読み方とは? 読み方

「卉」は、画数こそ少ないものの読み方が難しい漢字のひとつです。

この記事では、「卉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「卉」の正しい読み方は「き」や「くさ」

「卉」は音読みで「き」、訓読みで「くさ」または「さか(ん)」と読むのが正しい漢字です。

「卉」「くさのめ」の形を示す「屮」を三つ組み合わせた漢字で、「草の総称」「草」「さかん」といった意味を含んでいます。

「卉」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「卉」の間違いやすい読み方は「ほん」「はし(る)」といえます。

「卉」と形状が類似する「奔」が上記のように読むことから両者を取り違えて読んでしまう可能性がありますが、「卉」の正しい読み方は「き」「くさ」「さか(ん)」になるため注意しましょう。

「卉」を使った熟語

次に、「卉」を使用した熟語について紹介します。

「花卉」

「花卉」「かき」と読む熟語で、「花をつける草」または「見て楽しむために栽培する植物」を意味します。

また、上記のような植物を栽培することを「花卉園芸」と呼びます。

「卉衣」

「きい」と読む「卉衣」は、「草の繊維を使用して織られた衣服」という意味があります。

また、「蛮人が身につける服」という意味も持ち合わせています。

「百卉」

「百卉」「ひゃっき」と読む言葉で、「様々な草木」「多様な草」を意味します。

「百」は数の100を示すほかに、「多くのもの」「種々のもの」といった意味も含まれています。

まとめ

「卉」は音読みで「き」、訓読みで「くさ」或いは「さか(ん)」と読みます。

形が似ている「奔」と混同しないよう注意が必要です。

「卉」を用いた熟語にも目を通しておきましょう。

ぜひ難読漢字の読み方をマスターする参考にしてください。

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