「呼子」の読み方とは?間違いやすい読み方まで解釈

「呼子」の読み方とは? 読み方

「呼子」は何と読むめばいいのでしょうか。

この記事では、「呼子」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「呼子」の正しい読み方は「よぶこ」「よびこ」

「呼子」の正しい読み方は「よぶこ」「よびこ」です。

「呼」「呼ぶ」【よぶ】「と読むほか「呼出」【よびだし】「呼声」【よびごえ】など「よび」とも読みます。

「子」には「子役」【こやく】「男子」【おのこ】など「こ」という読み方があります。

漢字の読み方を組み合わせてできる「よぶこ」「よびこ」の2つが「呼子」の正しい読み方です。

「呼子」の間違った読み方や間違いやすい読み方

「呼子」のよくある間違った読み方として挙がるのが「ここ」「よぶし」です。

「呼」には「呼称」【こしょう】「呼吸」【こきゅう】など「こ」という読み方があり「子」「子息」【しそく】「実子」【じっし】など「し」とも読みます。

漢字の読み方としては間違っていませんが「呼子」には使いません。

「呼子」について説明

「呼子」は読み方によって意味が変わります。

「よぶこ」と読む時の意味は「佐賀県の北部にある地名」です。

佐賀県唐津市呼子町の町名で、朝市とイカが名物として知られています。

「よびこ」と読む時の意味は「周囲に合図を送るための笛」です。

遠くまで届く甲高い音がなる笛で、現代では主に災害に巻き込まれた人が居場所を知らせるために使いますが江戸時代は同人や岡っ引きが緊急事態の発生や下手人の発見を知らせるための笛として使っていました。

「呼子」の言葉の由来

地名は戦争に出兵した子を思う母が山頂から大声で呼んでいた姿に由来するとされています。

「呼」には「長く音を出して知らせる」という意味があり、合図を送るための笛であることが「呼子」の由来です。

まとめ

「呼子」は読み方によって意味が変わるのでそれぞれの意味と読み方を合わせて覚えておきましょう。

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