「叙勲」という言葉は春と秋の年に2回ニュースで耳にしますが、どう読むのが正しく何をするものなのでしょうか。
今回は、「叙勲」の正しい読み方と意味について解説します。
「叙勲」の正しい読み方は「じょくん」と「じょきん」どちら
「叙勲」という言葉の読み方として「じょくん」と「じょきん」の2つが思い浮かびます。
「じょくん」と「じょきん」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「叙勲」の正しい読み方は「じょくん」です。
「叙」は「叙情」【じょじょう】「倒叙」【とうじょ】など「じょ」と読みます。
「勲」は「勲功」【くんこう】「武勲」【ぶくん】など「くん」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「じょくん」が「叙勲」の正しい読み方です。
「勲」は「きん」とは読まず「じょきん」は誤った読み方です。
「じょきん」は「勲」と「勤」を間違えたことによって起きた誤読だと考えられます。
「叙勲」の意味
「叙勲」とは、「国に対する功績をたたえて勲章を授けること」を意味する言葉です。
「叙勲」の「叙」には順列をつけるという意味があり「勲」は国家のためにつくした功績を意味します。
国に対して功績をあげたものに対し功績の程度に応じてフサワシイ位の勲章を授ける行為が「叙勲」です。
日本では春と秋年2回行われ、それぞれ功績の種類と程度により与えられる勲章の種類が決まります。
「叙勲」の言葉の使い方や使われ方
・『春の叙勲が発表された』
・『公のために長年奉仕した人が叙勲の対象になる』
・『叙勲の対象になるのは大変名誉なことである』
まとめ
「叙勲」の読み方は「じょくん」が正しく「じょきん」は誤った読み方です。
国家から功績を称えられるのは非常に名誉なことなので正しい読み方を覚えておきましょう。