この記事では、「同郷」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「同郷」の正しい読み方は「どうきょう」と「どうほう」どちら
「同郷」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「同」の漢字の音読みは「ドウ ・トウ」で、訓読みは「おな(じ)」です。
また、「郷」の漢字の音読みは「キョウ・ゴウ」で、訓読みは「さと」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「どうきょう」と読めることが分かります。
しかし、「郷」の漢字に「ほう」との読みがないことから、「どうほう」と読むのは、間違いであろうと推察されます。
さて、「同郷」の正しい読み方は「どうきょう」と「どうほう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「同郷」の正しい読み方は「どうきょう」であり、「どうほう」と読むのは、先に個別の漢字の読みから推察した通り、間違いです。
「どうほう」と読む熟語には「同じ国土に生まれた人々や、同じ国民」を意味する「同胞」があり、この言葉の意味が後に記す「同郷」の意味と少し似ていることから、取り違えて「同郷」を「どうほう」と読み間違えられることがあるのだろうと考えられます。
「同郷」の意味
「同郷」とは、「同じ地方の出身であること」を意味する言葉です。
「同郷」の言葉の使い方や使われ方
・『同郷だと言うだけで何となく親近感を感じるものです』
・『同郷のよしみで、少し無理なお願いに応えてしまいます』
・『先輩は、同郷の私達を気に掛け、可愛がってくれました』
まとめ
「同郷」の正しい読み方は「どうきょう」であり、「どうほう」と読むのは間違いです。
「同郷」とは、「同じ地方の出身であること」を意味する言葉です。