この記事では、「告解」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「告解」の正しい読み方
「告解」の正しい読み方は「こっかい」です。
「こっ・かい」は音読みです。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「告」の音読みは「こく」ですが「こっ」と読むのは促音化(そくおんか)です。
促音化とは、2つの語が組み合わさって1つの語になる時に、発音しやすくするため、前の語の語尾が「っ」に変化する文法です。
「告解」の間違った読み方や間違いやすい読み方
「告解」は「つげかい」「こくげ」などと間違って読まれることがあります。
「告解」について説明
「告解」の意味は以下の通りです。
1つ目は、「キリスト教用語で、司祭を通して神に罪を告白し、ゆるしを請うことで和解する儀式のこと」という意味です。
キリスト教における儀式のひとつで「ゆるしの秘跡」とも呼ばれ、洗礼を受けた後に自分が犯した罪を司祭に告白して、司祭を通して神からの許しを得ることを表します。
類語に「懺悔(ざんげ)」があり、キリスト用語で「悔悛(かいしゅん)の秘跡」とも呼ばれ、「教会で罪を告白し、神の許しを請うこと」、転じて「自分の罪を悔いて他人に告白すること」という意味です。
「告解」は「キリスト教徒が、司祭に罪を告白して神に許しを求める儀式」、「懺悔」は「キリスト教徒が教会で司祭に罪を告白して許しを求めること」「自分の罪を他人に告白すること」という使い方の違いがあります。
「告解」の言葉の由来
「告解」はキリスト教用語が日本語化した言葉で、ラテン語の「confessio」という言葉が語源です。
英語で「confession」になり、「告白」という意味から使われる様になりました。
まとめ
今回は「告解」の読み方について紹介しました。
間違った読み方の例や、言葉の意味などを理解して、正しく読める様に覚えておきましょう。