この記事では、「大尉」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「大尉」の正しい読み方は「たいい」と「たいさ」どちら
「大」という漢字は訓読みでは「大(おお)きい」と読み、音読みでは「だい」や「たい」と読みます。
そして、「尉」という漢字は訓読みでは「じょう」と読み、音読みでは「い」と読みます。
「大尉」の場合、「大」と「尉」それぞれに音読みを当て、「たいい」と読むのが正解です。
ちなみに、軍隊での階級における「たいさ」は「大佐」と書きます。
正しい読み方の結論
「大尉」の正しい読み方は「たいい」になります。
「大尉」の意味
「大尉」には以下の意味が含まれています。
・「軍人の階級の1つであり、尉官の最上位の階級」、旧海軍では「だいい」と呼ばれていた。
・「太政大臣の唐名」のこと。
・正しい表記は「太尉」であり、「古代中国の武官名」、「漢王朝、唐王朝における三公の1つ」、「中央政府武官の長の称」のこと。
また、「藤原仲麻呂」執政下の758年、官名の中衛府を唐風の鎮国衛へ改めた際、その大将を「大尉」と呼びました。
「大尉」は陸軍では主に中隊長等、海軍では主に分隊長に充てられ、軍艦等の当直士官、空軍では主に航空機の操縦士等を務めます。
「大尉」の言葉の使い方や使われ方
・『大尉という階級の順列は中尉の上、少佐の下に位置する』
・『海軍大尉という階級を2条の線で表すのは各国の海軍に共通している』
・『映画では、指揮官である大尉が勇ましく部下たちを率いる様子が描かれていた』
まとめ
・「大尉」の正しい読み方は「たいい」になります。
・「大尉」は「軍人の階級の1つであり、尉官の最上位の階級」、「太政大臣の唐名」、「古代中国の武官名」などの意味を含める言葉です。