この記事では、「密か」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「密か」の正しい読み方は「ひそか」と「みつか」どちら
密かの文字表記を目にした人の中には、みつかと読んでしまう人もいるものです。
確かに密の漢字には、みつという読み方があるので、後ろに続く平仮名の、かと合体させる事によって密かを、みつかと読んでしまいます。
所が残念ながら、密かを、みつかと読むのは誤りです。
密かは、みつかではなく、ひそかと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
密かは、ひそかと読むのが正解な言葉です。
というのも密の漢字は単体でも、みつだけでなく、ひそという読み方も普通に存在しています。
そのため密の、ひそ読みの方と、後ろの平仮名の、かを組み合わせる事によって、密かの文字は、ひそかと読む事が可能です。
「密か」の意味
密かは、閉ざされて内部が分からないとか、隙間がないといった意味を有している密の漢字に、平仮名の、かを付け足す事によって成立した言葉となっています。
だからこそ密かは、人に知られずに物事を行う様や、公的なものを私物化する、といった意味を表すのです。
「密か」の言葉の使い方や使われ方
・『彼女は今も別れた彼と、密かに連絡を取り合っています』
・『泥棒は住人全員が寝静まった後に、密かに侵入した様です』
・『この商品は海外から密かに持ち込まれました』
まとめ
密の漢字には、確かにみつという読みが存在しています。
ですが密かを、みつかと読むのは間違いであり、正しくは、ひそかと読むべき言葉です。
更にそんな密かは、人に知られない様に何らかの物事を行う様子や、公のものを私物化するといった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。