「寿ぐ」の読み方と意味とは?「ことほぐ」と「ことふぐ」の正しい読み方について詳しく解釈

「寿ぐ」の読み方と意味とは? 読み方

この記事では、「寿ぐ」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「寿ぐ」の正しい読み方は「ことほぐ」と「ことふぐ」どちら

「寿ぐ」「ことほぐ」と読み、音読みになります。

音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。

「寿」の音読みは「じゅ・す」、訓読みは「ことぶき・ことほ(ぐ)・とし・ひさ(しい)」で、「ことふぐ」という読み方はありません。

因みに訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。

正しい読み方の結論

「寿ぐ」の正しい読み方は「ことほぐ」です。

「ことふぐ」とは読みません。

「寿ぐ」の意味

「寿ぐ」の意味は「慶びや祝いの言葉を述べること」です。

おめでたいことがあった時に、言葉で祝福することを表します。

語源は古語の「言祝く(ことほく)」で、「言(こと)」「事(こと)」を掛け詞として、「言った通りの事になること」を願い、幸運を呼び寄せる為に祈り言葉を口にするという意味があります。

次第に「おめでたい」という意味から「寿」という漢字が使われる様になり、読み方も「ことほぐ」になりました。

なお、「寿く」と送り仮名が「く」になる場合「ほく」と読み、「ことほぐ」と同じ意味で使われています。

「寿ぐ」の言葉の使い方や使われ方

「寿ぐ」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『ご近所の人達が集まり、息子の結婚を寿ぐ』
・『クリスマスに信者がキリストの生誕を寿ぐ』
・『歌人に声をかけて新年を寿ぐ歌会を開く』

まとめ

今回は「寿ぐ」の読み方について紹介しました。

「寿ぐ」の正しい読み方は「ことほぐ」で、「ことふぐ」とは読みません。

正しく読める様に覚えておきましょう。

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