この記事では、「封入」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「封入」の正しい読み方は「ふうにゅう」と「ほうにゅう」どちら
「封入」の正しい読み方を検討するために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「封」の漢字の音読みは「フウ・ホウ」で、訓読みは「とじ(る)」です。
また「入」の漢字の音読みは「ニュウ」で、訓読みは「い(る)・はい(る)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ふうにゅう」とも「ほうにゅう」とも、読める可能性があることが分かります。
しかし、この分析からは、残念ながらいずれが正しい読みかを判断することが出来ません。
さて、「封入」の正しい読み方は「ふうにゅう」と「ほうにゅう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「封入」の正しい読み方は「ふうにゅう」で、「ほうにゅう」と読むのは間違いです。
漢字の読みからは、いずれとも読めますが、その一方が正しく、他の一方が間違いと言うのは、日本語の難しさを表しているとも言えるでしょう。
「封入」の意味
「封入」とは、「封筒などの中に入れて封をすること、また封じ込めること」を意味する言葉です。
「封入」の言葉の使い方や使われ方
・『封筒に、両親に送る手紙と共に、子供の写真を封入しました』
・『蛍光灯の中には、フィラメントからの放電が起こりやすくするために、アルゴンなどが封入されています』
・『ネオン灯は、管内にネオンガスが封入されていることから、この名称で呼ばれています』
まとめ
「封入」の正しい読み方は「ふうにゅう」で、「ほうにゅう」と読むのは間違いです。
また、この「封入」とは、「封筒などの中に入れて封をすること、また封じ込めること」を意味する言葉です。
