この記事では、「専念」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「専念」の正しい読み方は「せんねん」と「せんでん」どちら
「専念」は「せんねん」と読み、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「専」の音読みは「せん」、訓読みは「もっぱ(ら)・ほしいまま」、「念」の音読みは「ねん」、訓読みは「おも(う)」で、「せんでん」とは読みません。
ちなみに、訓読みとは、漢字に日本語の意味をあてはめた読み方です。
正しい読み方の結論
「専念」の正しい読み方は「せんねん」です。
「せんでん」とは読みません。
「専念」の意味
「専念」の意味は「仏教用語で、ひたすら阿弥陀仏の名前を唱えること」「ひとつのことに集中して取り組むこと」です。
「専」は「他の事はおいてそれだけに集中する」「ひとり占めにする」という意味、「念」は「いちずに思いをこめる」という意味、「専念」で「他のことはおいて、それだけ集中して思いを込めること」になります。
元々仏教用語で、「専修念仏(せんじゅねんぶつ)」という語があり、「南無阿弥陀仏と唱えるだけでどんな人でも救われるという教え」という意味として使われることもあります。
「専念」の言葉の使い方や使われ方
「専念」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『昇進がかかっているので仕事に専念する』
・『今しばらくはケガの治療に専念したい』
・『受験生はバイトより勉強に専念した方がいい』
まとめ
今回は「専念」の読み方について紹介しました。
「専念」の正しい読み方は「せんねん」で、「せんでん」とは読みません。
正しく読める様に覚えておきましょう。