この記事では、「徒歩」の読み方を分かりやすく説明していきます。
音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
「徒歩」の正しい読み方は「かち」と「とほ」どちら
「徒歩」には2つの読み方があります。
1つ目は「かち」で、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の漢字(熟字)に、本来の意味をあてはめて普段使わない読み方をする文法です。
2つ目は「とほ」で、音読みになります。
音読みとは、漢字が伝わってきた中国の発音を元にした読み方です。
正しい読み方の結論
「徒歩」は「かち」「とほ」どちらも正しい読み方です。
ただし、読み方により使い方が違ってきます。
「徒歩」の意味
「徒歩」の読み方による意味の違いは以下の通りです。
「かち」と読む場合、「乗り物を使わないで歩くこと」「江戸時代の武士の身分で、騎乗を許されない下級の武士のこと」という意味です。
「かち」の語源は「はかち(努果路)」という言葉で、「努果」は「努力の成果」、「路」は「目標へ進むこと」です。
「努力の成果を目標として進むこと」から転じて「前へ進行すること」「歩くこと」という意味で使われる様になりました、「とほ」と読む場合、「乗り物に乗らないで歩いて行くこと」という意味で、単に歩くこととして日常的に使われます。
「徒歩」の言葉の使い方や使われ方
「徒歩」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『徒歩(かち)にて参ろうぞ』
・『会場まで徒歩(とほ)5分だ』
・『駅まで徒歩(とほ)で移動する』
まとめ
今回は「徒歩」の読み方について紹介しました。
「徒歩」は「かち」も「とほ」も正しい読み方で、読み方により使い方が変わってきます。
正しく読める様に覚えておきましょう。