この記事では、「忌避」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「忌避」の正しい読み方は「いひ」と「きひ」どちら
「忌避」の正しい読み方を考えるために、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、最初に説明します。
「忌」の漢字の音読みは「キ」で、訓読みは「い(む)・い(まわしい)」です。
また、「避」の漢字の音読みは「ヒ」で、訓読みは「さ(ける)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「きひ」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いで、いわゆる「湯桶読み」すれば、「いひ」と読める可能性があることも分かります。
しかし、いずれの読み方が正しいかは、この分析から判断することは出来ません。
さて、「忌避」の正しい読み方は「いひ」と「きひ」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「忌避」の正しい読み方は「きひ」で、「いひ」と読むのは間違いです。
この「忌避」の言葉では、少し特殊な「湯桶読み」の「いひ」ではなく、音読みを重ねた最も一般的な読み方の「きひ」が正しと言うことです。
「忌避」の意味
「忌避」とは、「きらって避けること」を意味する言葉です。
「忌避」の言葉の使い方や使われ方
・『同じ政党であっても、政治信条の異なる候補者への応援演説は忌避することがあって当然です』
・『ネズミの侵入を防ぐために、忌避剤の活用を含めて、あらゆる手段を講じました』
・『太平洋戦争中には、徴兵を忌避する者は逮捕されていました』
まとめ
「忌避」の正しい読み方は「きひ」で、「いひ」と読むのは間違いです。
また、この「忌避」とは、「きらって避けること」を意味する言葉です。