この記事では、「忠臣」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「忠臣」の正しい読み方は「ちゅうしん」と「ただしん」どちら
「忠臣」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語で使われている二つの漢字の個別の読みを確認します。
「忠」の漢字の音読みは「チュウ」で、訓読みは「まごころ」です。
また、次の「臣」の漢字の音読みは「シン・ ジン」で、訓読みは「おみ」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「ちゅうしん」と読めることが分かります。
また、訓読み+音読みで繋いだ読みとして、「ただしん」と読めるのではと予測されますが、「忠」の漢字には「ただ」との読みはなく、従って「ただしん」と読むのは間違いではないかと考えられます。
さて、「忠臣」の正しい読み方は「ちゅうしん」と「ただしん」の、いずれなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「忠臣」の正しい読み方は「ちゅうしん」で、「ただしん」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
「忠」の漢字は、名前の読みとしては「ただ」「ただし」「ただす」等と使われていますが、音読みや訓読みとしては、そうした読み方はないのです。
「忠臣」の意味
「忠臣」とは、「忠義な臣下や、忠義を尽くす家来のこと」を意味する言葉です。
「忠臣」の言葉の使い方や使われ方
・『赤穂浪士は映画やドラマでも何度も取り上げられ、今も忠臣の代表とされています』
・『昔の忠臣は、現在では忠実な部下と言い換えることが出来るでしょう』
まとめ
「忠臣」の正しい読み方は「ちゅうしん」で、「ただしん」と読むのは、先に推察した通り間違いです。
また、この「忠臣」とは、「忠義な臣下や、忠義を尽くす家来のこと」を意味する言葉です。