この記事では、「投函」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「投函」の正しい読み方は「とうかん」と「とうこう」どちら
「投函」の正しい読み方を考えるために、最初に、この熟語に使われている二つの漢字の個別の読みについて、説明します。
「投」の漢字の音読みは「トウ」で、訓読みは「なげ(る)」です。
また、「函」の漢字の音読みは「カン」で、訓読みは「はこ・い(れる)」です。
ここから、二つの漢字を音読み+音読みで繋げれば、「とうかん」と読めることが分かります。
しかし、「函」の漢字の読みには、「こう」との読みがないことから、「とうこう」と読むのは、間違いではないかと思われます。
さて、「投函」の正しい読み方は「とうかん」と「とうこう」の、どちらなのでしょうか。
正しい読み方の結論
結論としては、「投函」の正しい読み方は「とうかん」で、「とうこう」と読むのは、漢字の個別の読みから推察した通り、間違いです。
「とうこう」との読みの熟語には「 雑誌や新聞等に、掲載してもらうために原稿を送ること」を意味する「投稿」との言葉があり、これと勘違いして「投函」を「とうこう」と読み間違えられることがあるのだろうと考えられます。
「投函」の意味
「投函」とは、「郵便物をポストに入れることや、書き記した用紙を投書箱など定められた箱に入れること」を「意味する言葉です。
「投函」の言葉の使い方や使われ方
・『書き終えた年賀状を郵便ポストに投函した』
・『返信用封筒に、先方が料金を支払う料金別納と記載されていたので、切手はなかったが、近くのポストに投函することが出来た』
まとめ
「投函」の正しい読み方は「とうかん」で、「とうこう」と読むのは、明らかに間違いです。
また、この「投函」とは、「郵便物をポストに入れることや、書き記した用紙を投書箱など定められた箱に入れること」を「意味する言葉です。