この記事では、「授乳」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「授乳」の正しい読み方は「じゅにゅう」と「じゅちち」どちら
「乳」という漢字は、「にゅう」とも「ちち」とも読むことができます。
では「授乳」はどう読むのでしょうか。
解説をします。
正しい読み方の結論
正しくは「じゅにゅう」です。
「授」という漢字は、音読みで「ジュ」、訓読みで「さずける」「さずかる」と読みます。
小学校5年生で習う漢字です。
「乳」という漢字は、音読みで「ニュウ」「ジュ」「ニュ」、訓読みで「ちち」「ち」と読みます。
小学校6年生で習う漢字です。
「授」を「じゅ」と読み、「乳」を「にゅう」と読んで、「じゅにゅう」と読みます。
「じゅちち」という言葉はありません。
「授乳」の意味
乳児に母乳やミルクを飲ませることという意味です。
母乳を飲ませることだけが「授乳」なのではなく、育児用ミルクを与えることも「授乳」といいます。
人間の子に乳を与えることも、動物がその仔に乳を与えることも意味します。
たんに乳を飲ませることをいい、育てるという意味までは含まれていません。
乳を与えて育てることは「哺乳」といいます。
「与えること」なので、与えられているのではなく、自ら乳を飲むことは「授乳」ではありません。
つまり、パックから直接、またはコップに注ぐなどして牛乳を飲むことは「授乳」ではないのです。
「授乳」の言葉の使い方や使われ方
・『授乳の時間』
・『授乳のために夜間に起きる』
まとめ
この言葉は「じゅにゅう」が正しい読み方です。
「乳」は「ニュウ」とも「ちち」とも読むことができますが、この場合は「ニュウ」と読みます。
乳児に乳を与えるという意味です。