物品の説明で使う言葉として「汎用」があります。
この言葉は何を表しどんな読み方で読むのが正しいのでしょうか。
今回は、「汎用」の正しい読み方と意味について解説します。
「汎用」の正しい読み方は「ぼんよう」と「はんよう」どちら
「汎用」という言葉の読み方として思い付くのか「ぼんよう」と「はんよう」です。
「ぼんよう」と「はんよう」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「汎用」の正しい読み方は「はんよう」です。
「汎」には「汎濫」【はんらん】「汎愛」【はんあい】など「はん」という読み方があります。
「用」は「用事」【ようじ】「雑用」【ざつよう】など「よう」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせた「はんよう」が「汎用」の正しい読み方です。
「汎」に「ぼん」読み方はなく「ぼんよう」とは読みません。
「ぼん」は「汎」からさんずいを取った「凡」の読み方であり、「ぼんよう」は「汎」を「凡」の読み方で読んでしまったことによる間違いです。
「汎用」の意味
「汎用」とは、「色々な用途に使えること」を意味する言葉です。
一つの目的や使い道だけではなく色々な用途に使えることを表す言葉で、応用が効きひとつで複数の物事に用いられることを表します。
特定の用途のみにしか使えないことを意味する「専用」の反対語であり、ひとつの用途にとらわれず様々な方面で使えることを意味する言葉です。
「汎用」の言葉の使い方や使われ方
・『汎用部品で修理する』
・『色々な使い方ができる汎用コンピューター』
・『独自規格なので汎用性がない』
まとめ
「汎用」は「ぼんよう」ではなく「はんよう」が正しい読み方です。
道具や部品など色々なものに対して使われる表現ですが読み間違いも多いので正しい読み方を覚えておきましょう。
