この記事では、「湯湯婆」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「湯湯婆」の正しい読み方は「ゆばあば」と「ゆたんぽ」どちら
「湯湯婆」は「ゆたんぽ」と読み、熟字訓という読み方です。
熟字訓とは、2文字以上の語に、一つの意味をあてはめて、普段使わない読み方をするものです。
最初の「湯」は音読みで「ゆ」、2つ目の「湯」と「婆」はどちらも「唐読み」と呼ばれ、中国の読み方であり、辞書に載っていないことから「熟字訓」に当てはまります。
「ゆばあば」という読み方はありません。
正しい読み方の結論
「湯湯婆」は「ゆたんぽ」が正しい読み方で、「ゆばあば」とは言いません。
「湯湯婆」の意味
「湯湯婆」は、「寒い時にお湯を入れて身体を暖める容器のこと」という意味で、昔はアルミできた楕円形をした入れ物でしたが、現在ではプラスチックや、レンジで温める方式のものもあります。
「湯湯婆」の語源は中国語にあります。
中国では「婆」は「老婆」ではなく「母親」「妻」という意味で、お湯を入れた容器が人肌の様に暖かく、しっかりと抱きしめてまるで母親や妻が側にいる様に暖かく眠ることから使われる様になりました。
ただし、読みにくいので日常では「湯たんぽ」と表記されることが多くなります。
「湯湯婆」の言葉の使い方や使われ方
「湯湯婆」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『冬は電気毛布より湯湯婆の方が気持ち良い』
・『熱が出て寒気がするので湯湯婆を使う』
・『湯湯婆でやけどをしない様に注意する』
まとめ
今回は「湯湯婆」の読み方について紹介しました。
「湯湯婆」は「ゆたんぽ」と読みます。
「ゆばあば」は誤りですので、正しく使える様に覚えておきましょう。