「皆既月食」という言葉はどうどういった読み方を使うのが正しいのでしょうか。
今回は、「皆既月食」の正しい読み方と意味について解説します。
「皆既月食」の正しい読み方は「かいきげっしょく」と「かんきげっしょく」どちら
「皆既月食」という言葉の読み方候補として浮かぶのが「かいきげっしょく」と「かんきげっしょく」の2つです。
「かいきげっしょく」と「かんきげっしょく」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「皆既月食」の正しい読み方は「かいきげっしょく」です。
「皆既月食」の「皆」は「皆無(かいむ)」「皆伝(かいでん)」など「かい」と読みます。
「皆」には「かい」の他にも「皆様(みなさま)」「皆々(みなみな)」など「みな」という読み方もありますが「かん」という読み方はありません。
「皆既月食」を「かんきげっしょく」と読むことはなく、「かいきげっしょく」と読むのが正解です。
「皆既月食」の意味
「皆既月食」とは、「月が地球の影に入る天体現象」を意味する言葉です。
太陽と月の間に地球が入り月がすっぽりと地球の影に覆われてしまう現象を指します。
夜空で月が明るく輝くのは太陽光を反射しているからで月自体が発光しているわけではありません。
太陽と月の間に地球が位置する「皆既月食」では月全体が地球の影に覆われるため暗くなります。
実際には地球の大気で屈折した太陽光が月に当たるためわずかに光りますが通常の状態に比べるとずっと暗くほとんど見えなくなってしまいます。
「皆既月食」の言葉の使い方や使われ方
・『皆既月食を観察する』
・『10年ぶりに皆既月食が起きた』
・『皆既月食を写真撮影した』
まとめ
「皆既月食」の読み方は「かいきげっしょく」です。
「かんきげっしょく」など他の読み方は全て誤りなので注意してください。